外国為替投資のメリットは分散投資にあり

外国為替取引のメリットとリスク分散の話をしようと思います。
日本は少子高齢化で人口が減少している国です。
とくに消費需要などの最終需要を喚起する生産年齢人口、つまり現役世代人口が急激に減少しています。

これは何を表しているかと言うと、内需の傾向的な減少を表しています。
つまり日本経済は今も今後もゼロ成長を維持して行くだけでもやっとです。
これは何を表しているかと言うと日本国内での資産運用では大きな利回りは期待できないと言うことです。

アベノミクスで株価が大きく上がりましたが、政策的な誘導と言うこともあって、そろそろ大きな利回りは期待できない空気になってきたと思います。
そこで考えられることが外国為替市場での外貨での資産運用です。
外国為替市場での資産運用のメリットとしてまず挙げられるのが利子率の高さでしょう。

日本は長期的に不況の状態にありますから超低金利政策を維持しています。
マイナス金利にもなりました。
銀行預金も低く、手数料などを考慮すると実質マイナスであるとも言われています。
外貨であれば高い経済成長を実現している国もあり利息は高めです。

しかし外貨での運用は外国為替市場での相場変動があり下手をすると元本割れを起こす可能性もあります。
こうしたリスクを回避するためには複数の通貨に分散することです。
外国為替市場でどこかの通貨が下がっていると言うことはどこかの通貨が上がっていると言うことです。
FXや先物で売りと買いのポジションを上手く分散させると言うのもメリットがあると思います。

外国為替市場を利用した資産運用のメリットはここにあります。
つまり世界にはたくさんの通貨があるので運用先を分散させればリスクをヘッジしたまま国内での投資よりは高い利回りを得ることができます。
外貨による取引には、外貨預金や外貨建て証券取引、投資信託、そしてFX(外国為替証拠金取引)などがありますが、利息や手数料などを考慮しながらメリットがある分散投資をしたいものです。

8月 4th, 2016  in 外国為替関連 No Comments »

外国為替市場、今と昔を比較すると

現在の外国為替市場の形が概ね成立したのは1944年7月のことです。
国連各国の金融と通貨の担当者がアメリカのニューハンプシャー州ブレトンウッズと言うところに集まり、第二次世界大戦後の外国為替市場のシステムについて議論し、新しい外国為替市場のシステムについて合意しました。
これはブレトンウッズ合意と呼ばれ、IMFの設立が決まったのでIMF体制などとも呼ばれています。

現在と戦前を比較すると戦前は金本位制を採用する国が主流でした。
金の量は有限なので投機の対象になりやすく、このため金融恐慌が起こり、こうした背景によって二度の世界大戦が起こりました。
そこでドルだけを金と交換し1オンスを35ドルとして各国通貨をドルとの比率で取引する固定相場制を採用しました。

こうした外国為替市場を安定させることは平和を維持することと繋がります。
比較優位説という経済理論に立ち世界の国々が自由貿易で互いに依存関係になることで戦争へのリスクが低くなります。
自由貿易を維持する為には外国為替市場での決済の安定性が維持されていないといけません。
こうして設立されたのがIMFでありガット協定です。ガット協定は現在ではWTOという機関になっています。

このドルのみの金兌換制度による固定相場制は1971年8月ニクソン米国大統領の金兌換の廃止宣言で終了しています。
これ以降は変動相場制に変わり日々外国為替市場において各国通貨の交換比率は変動するようになりました。

日本の円は固定相場制においては360円/1ドルでした。
その後円は円高傾向になり、21世紀になって80円ほどにまでに達しました。
固定相場制の頃と比較すると何と4.5倍になります。

変動相場制の外国為替市場は時々刻々と交換レートが変動するわけですから固定相場制の頃と比較すると貿易会社などの変動リスクが大きくなっています。
そこでリスクヘッジをするために先物やデリバティブなどの多くの金融取引手法が開発されました。
現在でもリーマンショックなどの金融危機も起こったりしますがIMF体制の下各国政府が協調的な金融政策を行ったり、企業がリスクヘッジを工夫したりして、自由貿易体制を維持し続けており、戦前と比較すれば外国為替市場は安定的であると言えます。

7月 30th, 2016  in 外国為替関連 No Comments »

外国為替の入門編としてブログをチェック

外国為替は今や多くの人が投資を行っています。
そして為替レートを活用しながら利益を手に入れている方も多いですが、入門編として基礎情報を掲載しているブログやホームページも多くなっています。
これらの情報が外国為替の変動の元となる可能性もありますので、これから外国為替に入門したいと考えている人は参考にするといいでしょう。
ブログなどには多くの情報が掲載されていることもあります。

通貨の人気というのは、基本的には政治や経済のニュースで決まっていきますが、為替相場というのも変動が大きく動いていくこともあります。
具体的な事例を見ていくと、各国の景気動向があります。
これは対象となっている国の景気が、徐々に回復している傾向にあると思えば通貨の価値が上がっていきますが、反対に低迷すれば価値が下がっていきます。
景気がよくなるとニュースなどを見て考えている人が増えれば投資を行うケースも増えて、日本では円高となります。

外国人が日本株を買っていこうという心理も生まれていきますので、円はより必要になります。
ここで自国の通貨を売りながら円を買っていこうとするため、円高を進めていくことになります。
反対に景気が低迷していくと思っていれば、円の売却が増えていきます。

他にもアメリカの経常赤字などがありますが、これは貿易の収支が赤字になっていくことです。
こうなってしまうと国の信用力を落としてしまうことにもなりますので、為替ではドル安の要因となっていきます。
経済などのニュースでは双子の赤字といわれることもありますので、これから外国為替を始めていこうとする方は注目しておくといいでしょう。
そして戦争やテロなどによって通貨の価値が大幅に下がってしまう地政学的リスクであったり、政治的な変革があって為替相場が大きく変わることもありますので、情報は必ずチェックしていきましょう。

様々なブログで外国為替の入門として仕入れることができる情報を提供しています。
FXをスタートする前にチェックしておくといいでしょう。

7月 25th, 2016  in 外国為替関連 No Comments »

外国為替の初心者なら知りたいトラリピとは

トラップリピートイフダンというトラリピという通称で親しまれている用語があります。
これは外国為替の初心者なら知っておきたい取引方法ですが、外国為替において使っていくことができる自動売買注文方法の一つとなっています。
そんなトラリピは、3段階で構成されている注文方法となっています。

まずはイフダン注文というもので、これは新規と決済注文を一つのセットとして発注していきます。
次にリピートイフダン注文という方法ですが、セットとなっているイフダン注文を何回も繰り返して発注していく方法です。
最後のトラップリピートイフダン注文は、何回も繰り返してリピートイフダン注文を常に等間隔で仕掛けていく注文方法です。
複数回行いますが、自動的に進みますので止める時には指示を出さなければなりません。

狙っている値幅の中であれば、何回も新規と決済注文を繰り返して指値で一気に発注していくことができます。
よって相場が動いていくことによって次々と注文が約定されていき、利益を狙っていくことができる仕組みとなっています。
トラリピは相場の高値もしくは安値を狙っていく投資方法ではなく、上げや下げを何回も決まった範囲内で繰り返していく値動きを狙っていきます。
さらに一回注文を出せばほぼ放置することができるため、毎日チャートをチェックしながら一喜一憂していく必要もありません。
日頃忙しいという方でも安心して投資を行っていくことができるでしょう。

高金利通貨と非常に相性が良いのもトラリピの特徴となっています。
高いスワップ金利となっている資源国通貨であったり新興国通貨においては、トラリピが相性が良い組み合わせとなっています。
というのも高金利通貨というのは値動きが非常に荒くなりがちです。
初心者でも扱いづらい通貨かもしれませんが、スワップ利益を狙いたい投資家にはお勧めの方法といえるでしょう。
リターンとリスクを検討しながら、外国為替で利用できるか判断していくようにしましょう。

7月 16th, 2016  in 外国為替関連 No Comments »

外国為替の基礎であるロスカット方法について

外国為替における用語は色々とあります。
これから外国為替の基礎を固めていきたい時は、使用される言葉を理解しておくといいでしょう。
その中でも損失において重要なのがロスカットで、使用方法をしっかりと理解しておきましょう。

このロスカットというのは、外国為替を行う時に含み損が大きくなってしまった時に自動的に決済を強制的に行う方法です。
外国為替だと株式のような値幅制限の限界まで売買を行うことができるストップ高やストップ安を利用する事ができません。
さらにレバレッジを多くかけていくことができますが、外国為替は損失が非常に大きくなってしまうことでしょう。
こうなると証拠金を全て失ってしまうだけでなく、追証として不足金を発生させてしまいます。
そんな中でリスクを避けていくために利用していくのがロスカットで、損失回避に十分活用することができるでしょう。

このロスカットにはレベルがありますが、適用されていくのは事前に設定している内容を下回った時に適用されます。
ここで利用されるのが証拠金維持率というものですが、これは担保で預け入れている証拠金より、現在のレートによって決済した時に発生する可能性がある損失額を差し引いた金額となります。
証拠金と証拠金維持率というのも外国為替の基礎として覚えていくようにしましょう。
証拠金は担保という形で取引を行う時に取引会社へと預け入れていきますが、大半が円のみとなっています。
外貨や株式などを利用したいところですが、証拠金で預け入れていくことはできないという取引会社が多くなっています。

そして証拠金維持率というのは、実際に取引額に対して残高の割合を指していますが、決済をしないでポジションを維持させている間は利益や損失を確定させることができません。
現時点のレートによって決済を行っていく場合は、発生していく可能性がある含み益や含み損を加味しながら計算を行っていきます。
ここからロスカットを検討していき、リスクを最小限に考えていきながら投資を行っていくことになります。

7月 15th, 2016  in 外国為替関連 No Comments »